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ごきげんはうす
アレルギーを持つ子どものママたちは、毎日が心配の連続です。
そんな悩めるママたちに、チームアレルギーのスタッフが、実体験を通して、エールを送るお話です。

【第12話】お米が、食べられるようになった〜!!

2019/05/03 07:50:27
ある日、お弁当を持って、
家族でピクニックに出かけました。

かず君は、
Aカット米で作ったおにぎり。

私たち大人は、
ふつうのお米のおにぎりのお弁当です。

さぁ、木陰で楽しいランチの時間。
外の遊具で思いっきり遊んだせいか、かず君はすぐにおにぎりを完食!
もっと食べたそうにしています。

それまでの私は、和くんが食べるもの、大人が食べるもの、と
きっちり区別をつけていたので、
大人の食べているものを、かず君にあげることはありせんでした。

決して外出中にこのようなことをすることはお勧めしませんが、
その時はちょっと気がゆるんでいたのだと思います。

やっと、ここでがんばろう!

と思える病院に出会い、少しずつ食べられる食材も増え、
共感できる友達ができたことが、私を変えていました。

もっと食べたいと訴えるかず君に、
自分のおにぎりを食べさせてしまいました。

2カ月前に普通のごはんを食べ、
1時間たって蕁麻疹がからだに出て薬を飲んだことは、
私の頭に残っていたはずなのに・・・。

おなか一杯になったかず君は、
いつものようにウトウトし始めました。

「あ〜、食べさせてしまった。どうしよう」と、
帰りの車の中では片時も目を離さず、
かず君の観察を続けていました。

負荷試験の時の症状が出た時間が過ぎ・・・。

「あれ?症状が出ない。もしかして、食べられるようになった?」

と驚きと安心と嬉しさがこみあげてきました。

その後受診したときに、そのことをドクターに報告したら、
「うんうん」とうなずかれた先生の顔を、今でもはっきり覚えています。

「食べさせていきなさい。食べることで、食べられるようになるから」と
おっしゃった先生の顔を。

【つづく】

【第11話】大豆負荷試験、開始!

2018/12/22 10:15:17
かず君も1歳3か月。

負荷試験のため、頻繁に小児科に通うようになると、
風邪をひくこともありました。
インフルエンザに初めてかかったのも、この頃でした。
特効薬のおかげで直ぐに熱は下がり、
悪化もせず元気になりました。

風邪をひくとしばらく負荷試験はできません。
この間は病院にも行かず、家でゆっくり過ごしました。

体調も良くなり、
大豆の負荷試験をすることになりました。

「大豆は検査で陽性であっても食べられることがほとんどだから」と
主治医から言われていたので、期待して検査開始!

時間をおいて摂取し、30gくらい摂取してからでしょうか、
少し咳が出てきました。
最初は気のせいかな‥と思っていましたが、
だんだんと咳がひどくなり、蕁麻疹も出始めました。

「エ〜〜!症状が出でしまったの〜?」

と、ガックリ・・・。

看護師さんに伝え、内服、吸入をしてもらうと、咳はすぐに止まり、
蕁麻疹は少し時間がたって治まりました。
かず君は薬を飲んで眠たくなったのか、すぐに寝てしまいました。

負荷試験の結果、

「大豆は量を少なめから自宅で与えていこう」

と、いうことになりました。

まずは、週1回、5gを開始。

とりあえず、数回は症状が出ることなく順調に進んでいきました。

【つづく】

【第10話】1人じゃない!

2018/10/16 00:40:03
やっと信頼できるドクターにめぐり会え、
負荷試験を受けるようになった頃、
クリニックで出会った何人かのアレっ子ママたちと
連絡を取り合い、
お互いの家を行き来するようになりました。

その中に栄養士さんがいて、
どんな栄養が必要か、どんな食材が使えるかなど、
私の今まで知らなかったことをたくさん教えてもらいました。

その後、ご主人の転勤などで会えなくなった友人もいますが、
16年以上たった今も、つながりは続いています。

子どもが成長するにしたがい話す内容は変わってきて、
教育のこと、反抗期のこと・・
子育ての悩みは続いていますが、
アレルギーに関わる話は毎回出ます。

アレルギーがあっても、
その中で子どもたちは成長し、
それぞれの世界でがんばっています。

今、除去中の人、食べて症状が出てしまう人、
少しずつ食べさせていても先は長いと感じている人、
いろんな思いをされている方がいらっしゃると思います。

すべてがすぐに解決できることではありませんが、
同じ思いの方は必ずいます。

一人ではありません!

共感できる人がそばにいてくださることを願っています。

【つづく】


【第9話】負荷試験スタート!

2018/09/05 09:17:55
1歳2カ月になりました。

その頃、
まだ負荷試験という言葉は一般的に知られていなくて、
子どもの体調のいい時に食材を持って受診すれば、
負荷試験を行っていただける状況でした。

始めはお米からでした。
普通のお米を食べたら蕁麻疹がでました。

「ほら、やっぱり出るのよ。私が神経質で、やめているんじゃない、」

と、密かに思いました。

次に、Aカット米。
症状は出ず、しばらくはこれを食べておくように言われました。

ヒスタミンが多いと気になっていたごぼう、れんこん、みかんなど、
たくさんの食材を確認させてもらいました。

ゴムが心配で除去していたバナナでは、アナフィラキシーをおこしました。

「ほらほら、やっぱり出た。」

と症状が出たことで、無駄な除去ではなかったと確認できましたが、
かず君がマーライオンのように全部を嘔吐し、蕁麻疹がからだ中に出て、焦りました。

それでも病院で負荷試験をしていただけることに、とても安心感がありました。


【つづく】

【第8話】アレルギー専門医との出会い

2018/06/19 06:45:33
和くんの病院探しで悲しい思いをしてしまった私は、
一人で病院へ行く自信を無くしてしまい、
夫に会社を休んでもらって一緒にアレルギー外来を受診しました。

診察を待っている間、
看護師さんが肺機能検査をしているのを見て、

「ここって私が思っていた普通のクリニックとは違う!」

と、感じました。

看護師の私は、
肺機能検査は検査技師さんが行うものだと思っていたからです。

診察室に入り、紹介状を読んだ先生はひと呼吸おいて、

「お母さんはどうしたい?」

と、おっしゃいました。

私は

「この子に、食べられるものを増やしてあげたいのです。」

と答えました。

すると、

「それなら、ここに来て食べさせてみなさい。」

と言われました。


そのあと、
食物アレルギーについて詳しく教えてくださり、

「子どもは一人では育てられない、
社会に出していかないといけない。
一人で食べさせるのが不安なら、
ここに来て食べさせなさい。」

と言ってくださいました。

厳しいことも言われましたが、

『ここでがんばってみよう!』

と、
気持ちがストンとおさまったことを覚えています。

それから1,2か月は、週に2回病院に向かい、
食べさせられなかった野菜・魚・果物などを試させてもらいました。
かなり食事の幅が広がりました。
ほとんどは症状なく食べられましたが、
米、バナナ、大豆、牛乳、卵はしっかり反応がでました。

1歳2か月、先生の指示を守りながら、
決められた量を食べさせることが始まりました。


【つづく】

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